8月18日(金)・19日(土)の2日間にわたり開催いたしました「ものづくりコンテスト」の受賞者を発表いたします。

 

最優秀賞は一番投票数を獲得した方にスイングローソファ”ゆりいす”を。ベストリビング賞はものづくりの情熱や創意工夫などを一番感じられた方に。ハートフル賞は心温まるような作品に贈られます。尚、ハートフル賞は当初1名の予定でしたがどの作品も素晴らしく絞り切れなかった為、今回6名選ばせていただきました。

 

受賞された皆さま、おめでとうございます！

 

【最優秀賞】
日田モノつくり教室に通われる5歳の女の子の作品が今回の最多票を獲得しました。カッターやボンドも上手に使い丁寧に仕上げています。扉や屋根が稼働式になっていたり作品のあちこちに面白い工夫が見られる作品です。沢山のお友達が応援に来てくれました。

 

【ベストリビング賞】
中学生の男の子の作品。小さな頃から平衡感覚が鋭く カッターやハサミなども目検でまっすぐ切る事が出来たそうです。プラモデルを作る事が大好きでその延長戦上にデコトラ製作があったとの事。また頭の中に製作図面が入っており設計図を書く事なく製作する事が出来るそうです。細部にわたり観察し再現されており相当製作時間がかかったのではないでしょうか。年代問わず来場者の話題の的になった作品です。

 

【ハートフル賞】
クレイジーパターンの鞄やウォレットは全て手縫いで仕上げた作品です。趣味で製作されているとの事で、仕事が終わってからの数時間を使い日々コツコツ少しずつしか製作が出来ず製作に大変時間がかかったとの事です。持ち手もカスタマイズできるようになっておりまさに唯一無二の作品です。

 

【ハートフル賞】
はぎれを使ったアップサイクルの作品です。スツールの中身はなんと沢山の牛乳パックを組み合わせて製作。座り心地にも拘り座面には綿を仕込みふんわりとした座り心地になっています。バッグの裏地にも拘っておりチラリと見えるきれいなピンクの差し色使いが素敵です。

 

【ハートフル賞】
今回参加者の中で最高齢86歳のものづくりの大ベテランの方の作品です。今回のコンテストをきっかけにまたものづくりへの情熱が込みあげてきているようです。出展するにあたり会場で40年振りの再会があるなど心温まるドラマが産まれました。ものづくりは年齢関係なく情熱があれば続けられるというお手本となる作品です。

 

【ハートフル賞】
枠にとらわれない自由な発想力と色使いがとても印象的なアート作品。作品が飾られ一気に会場が華やかになりました。今回のコンテストの軸であった、「ものづくりの垣根を超えた発表の場」としてボーダーレスなものづくりの表現を見せていただきました。もっともっと他の作品も見てみたいと思うアート作品でした。

 

【ハートフル賞】
何とサラダボールからウクレレを製作された面白い作品です。このアイデアを思いついた所がものづくりが好きな方なんだろうなと想像できます。ただ面白いだけではなく作品としてのクオリティも高くちゃんと音楽を奏でる事も出来チューニングもバッチリでした。定年後の趣味としてものづくりを楽しんでいらっしゃるようです。

 

【ハートフル賞】
日田モノづくり教室の生徒さんの作品です。脚が自立しておらず吊り下げられた状態で左右バランスを取っており一瞬どうなっているの？と思ってしまう作品です。多くの方が作品の前で足を止め作品に見入っていました。美しく仕上げられたレジンの中には日田らしく杉の年輪が見える様に配置されており、どこか温かみを感じられる作品に仕上がっていました。